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【ハンガリー留学】ハンガリーでされた人種差別

生活
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Twitter: @ryuka_studyorg

こんにちは、りゅうかです。
ハンガリーでの人種差別に関する質問を頂いだので、今回はそれについてお話ししていきたいと思います。

実際に差別されたことはあるのか?

コロナが流行り始めた頃に、2回だけありました。

ケース1【いきなりコロナと叫ばれる】
時期はコロナが流行り始めた2年前の冬くらいですかね。
日本人の友人と一緒に道を歩いていたら、前の方からファンキーな女性二人組が歩いてきました。

そして、すれ違い様に「コロナ!!」って叫ばれ、ゲラゲラと笑いながら通りすぎていきました。

友人と私はあまりにも咄嗟のことで、ただ呆然としてました。

徐々に理解が追いついてきて、「あれ、今コロナって言われた?」っと、しばらく経ってからコロナ差別されたって自覚を持ちましたね。(いや、情報処理能力の遅さ)

このときは、差別された怒りよりも、『本当にコロナって言われることあるんだ〜😇』っていう気持ちの方が大きかったですね。

もちろん、徐々に怒りも湧いてきましたが。私も人間なので🙂

ケース2【エレベーターで避けられる】
これも同じく2年前の冬くらいの出来事です。

別のアジア系の友人と一緒にエレベーターを待っていたときのことです。
後ろに60歳くらいのハンガリー人のおじさんが、私たちの後ろに立っていました。

エレベーターが来て、友人と私は乗り込んだんですが、おじさんは乗ろうしなかったんですね。

この辺りで、何となく察しはついてましたが、

まあいいかって、扉を閉めようとしたら友人が、「どの階で降りるか忘れた」って言ったので、一回エレベーターから出たんですね。

そしたら、おじさんがハンガリー語で「なんだよ(イラッ)」って悪態をつきながら、私たちが降りたエレベーターに乗っていきましたとさ。

私と友人は「あぁ〜やっぱりそういうやつですか〜」って感じで呆れてましたね。

差別されたときの怒りの収め方

正直、差別されたときのベストな対処法は私にもわかりません。
ちゃんと言い返すことも、トラブルを回避するのも、どちらにも一理あると思うので。

ただ、はっきりと一つ言えることは、
気持ちを共有できる友人を持つことです。

私は上記の出来事があったときに、周りに話すことで気持ちを落ち着かせていました。

まあ、一つ面白かったのは、私は話して楽になったのに対して友人は、
「そいつらは今どこにいる??ぶっ飛ばす!!」みたいな感じで私以上に怒っていたことですね。

本当に良き友人を持ったと思います。

また、コロナが流行り始めた当初は、ハンガリー人の友人たちもよく心配してくれました。

「馬鹿な人たちから差別されてない?もし何かあったのなら、私が代わりに謝るわ。。。」って何も悪くない友人から謝罪メッセージか届くこともありました。

心優しい友人たちのおかげで、私も自分の暗い気持ちを長く引きずらずにすみました。

日常生活での差別は滅多にない

確かにコロナが流行り始めた頃は、自分自身も含めて差別に遭いましたし、他のアジア系の友人からもそういった類の話はよく聞きました。

でも逆に言うと、その前と後、感染者が落ち着いてきた現在は一度もありません。(私の運が良いだけかもしれませんが)

むしろ、可愛がられる(?)ことのほうが多いですね。

一応、私の身長160はあるのですが、それってこっちの小学生の身長とほぼ一緒なんですよね。。。

それに加えて、アジア人故に顔が幼く見えるせいか、スーパーでお会計のときとかに、
「お使いえらいわね☺️」みたいな優しい笑みを向けられることが多いです(笑)

あとは、お店に入ったときとかに、”May I help you?” って話しかけられることもよくありますし。
本当に国民全体がアジア系を嫌っていたらお店で話しかけられることすらないと思います。

また、今は昔に比べて留学生もかなり増えてきていてるので、アジア人だからって好奇な目で見られることはそんなにないかと思われます。(田舎を除いて)

過去に一度、RPGに出てきそうなレベルの田舎の村に遊びにいったことがあるのですが、そのときは通りすがる人全員にガン見されたり、何度も振り返られたりしました。

「そりゃあ、こんなところにアジア人いたら珍しいよな〜」って感じで受け入れてましたが。

こんな感じで、コロナが流行ったときは色々とありましたが、それ以外は平和な日々を送れています。

アジア系は一括りにされてる

「日本人はハンガリーでどういった扱いをされますか?」みたいな質問をたまに頂きます。

こういった疑問を抱く気持ちは分からなくはないのですが、、、

ぶっちゃけ、私たちが欧米系の人をどこの国か判定できないのと一緒で、彼らにとってもアジア系はアジア系でしかないんですよ。

いちいち、日本人、中国人、韓国人…etcって分けて考えている人のほうが少ないと思います。

確かに、相手が日本に詳しい人や、アニメ好きだった場合は、”Oh! You are Japanese?!”って喜ばれますが、基本的には一括りにされていると思ったほうがいいです。

たまに私も、中国人?韓国人?って聞かれることがありますが、「確かに似てるもんな〜」って感じで特になんとも思わないですね。

差別主義者はどこにでもいる

一つはっきりとお伝えしておきたいのが、

どの国にも人種差別があり、一定数頭のおかしい人はどこにでもいるということです。

でも、それと同様に素敵な人も思慮深い人もちゃんといます。

“国”ではなく、”人”を見るようにしましょう。

私たち一人一人がこの意識を持つことが大事だと思います。

まとめ

それでは、今回の記事の要点を振り返っていきましょう。

  • 過去にコロナ差別はあった
  • 差別主義者はどこにでもいる
  • 国ではなく人を見ることが大事

今日は暗めかつ重めのタイトルだったので、近いうちにハンガリーでの心温まるエピソード集でも書こうと思います。
名付けて「ハンガリー人と私」。そのまんま…苦笑

また、これは余談ですが、
ブログを始めてまだ数日なのにも関わらず、毎日ブログのコメントやDMへの質問がちょこちょこ届くので嬉しいです。
まさか始めて一週間も経たないうちにコメントがつくとは思ってなかったので😆

今後ともRyuka Blogを何卒よろしくお願い致します。

それでは、また😊

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