こんにちは、りゅうかです😊
今回は現地学生ならではの、ハンガリー留学に対する本音、Good & Bad な面を赤裸々に語っていきます。
※内容はあくまで一個人の”独り言”であり、ハンガリーの留学生を代表するものではありません🙇♀️
Goodな面
- コスパがいい
- 他のヨーロッパ諸国にアクセスしやすい
- 多様な価値観を吸収できる
- 外国人の友達ができやすい
・コスパがいい
ハンガリーは家賃や食費が日本に比べて安いです。
特にパンは激安です。
出来立ての美味しいクロワッサンが40円以下で食べれちゃいます😋
私の場合、奨学金のallowanceのおかげで、
毎月の出費は全部込みで3万円以内に収まっています。(※一個人の平均です)
更に細かい内訳については、”ハンガリーの留学費用”というタイトルで別記事にてまとめます。
・他のヨーロッパ諸国にアクセスしやすい
ハンガリーって他の近隣諸国に行きやすい位置にあるんですよね。
それもあって、安いときだとWizz Air(LCC)で往復2600円で色んなとこに行けちゃうことも。
コロナが流行る前は、休みを見つけては隣の県に行くテンションでフランス、マルタ、イタリア…など、LCCであちこちに行ってました。
・多様な価値観を吸収できる
ハンガリー自体、留学生を積極的に受け入れているので、色んな国の留学生がハンガリーの大学に集まっています。
実際、私の大学にも約120カ国からの留学生が集まっており、その人数、約6300人とのこと。
そんな環境にいれば、価値観が広がらないわけがなく。。。(笑)
特に、宗教関連の知識は深まりましたね。
日本にいたときは、「誰がどの肉を食べられない」とか、ラマダン期間などは全く意識してませんでしたから😅
・外国人の友達ができやすい
留学生活の醍醐味と言っても過言ではないこれですね😆
イメージが湧きやすいように具体的な国名をあげていくと、
中国、韓国、モンゴル、ラオス、フィリピン、インド、パキスタン、コソボ、トルコ、アゼルバイジャン、レバノン、ブラジル、ハンガリー、ドイツ、フランス、マルタ、ナイジェリア、シリア、イラン、エジプト、チュニジア、サウジアラビア、ナイジェリア、ケニア、南アフリカ…etc
全部上げようとするとキリがないので、この辺にしておきます。
自分の大学がかなりのマンモス校なので、比較的外国人の友達を作りやすい環境でもあるのかなと。
Bad(というか微妙)な面
正直、生活面ではBadというほどのものはないんですよね。
強いて言うなら、
- 電車が時間通りに来ない
- スーパーの野菜や果物に腐ったものが混ざってる
といったところでしょうか。(苦笑)
こんな感じで、そこまで致命的なものはないです。(私の感覚では)
し、か、し、
専門に関しては色々と思うところがあるので、そこにフォーカスしてお話ししていきたいと思います。
はっきり、言います。
コンピュータサイエンスを学ぶ場として最適か?と聞かれると、
”微妙”です。
理由はいくつかあって、
- 授業よりYouTubeやUdemyの方が圧倒的に分かりやすい
- エンジニアになるのが目標なら遠回りかもしれない
・授業よりYouTubeやUdemyの方が圧倒的に分かりやすい
確かに、大学の授業は新しいことを学ぶきっかけにはなっています。
問題は、授業が分かりにくすぎて、9割方自分の独学で知識をカバーしていることです。
最初は、自分の理解力と英語力に問題があるのかと思いましたが、
かなりやり手の上級生ですらも同じことを言っていたので、多分そうなんだと思います。
もちろん教え方の上手い先生もいますが、
全体的に見ると、YouTubeやUdemyの方が圧倒的に分かりやすいです。
ちなみに、ELTEに在学していた友人Aは、上記の理由から大学を辞めました。
分かりにくい授業を聞くよりも、インターンで実践を積んでいったほうが学習効率が良いとのことで。
彼は既に自国でインターンを始めており、日々スキルアップしていっています。
また、同じ大学に通っていた先輩日本人B(CS専攻)も、既に辞めています。
Bの場合、入学前からそれなりのスキルを持っており、大学の授業レベルが自分に見合わないというこで、ハンガリーを去っていきました。
彼は既にエンジニアとして就職していると思います。
・エンジニアになるのが目標なら遠回りかもしれない
もし「エンジニアになること」が目的なのであれば、分かりにくい授業を3年or3年半聞くよりも、
(※CS:6 semesters CSE:7 semesters)
↓
スクールに通う
↓
インターンで修行積む
↓
エンジニアとして就職
の方が効率が良いのかなとは思います。
実際、IT系の学部を出ていなくても、文系卒や未経験から素晴らしいエンジニアになっている方々もたくさんいらっしゃるので。
何より、エンジニアっていうのは学歴どうこうよりもスキルが重視される世界ですから。
学ぶきっかけや経験としてはいい
専攻に対してネガティブな面を色々と書きましたが、大学の授業が新しいことを学ぶきっかけになっているのは事実です。
自分一人だったら、CやJavaの勉強も続かなかったと思いますし、データーベースの勉強とかも絶対にしなかった思いますので(苦笑)
あと、授業でグループ開発を経験できるのも良いですね。
Gitを使ったコード共有、MySQL(データベース)を使ったデスクトップアプリ開発も授業でやりました。
要約すると、きっかけや経験としては良いけど、エンジニアになるのには少し遠回りかなという感じです。
私が大学をやめない理由
- 留学生活を楽しんでいるから
- 独学では絶対に続かないから
- 卒業が見えている
留学生活を楽しんでいる
やっぱり一番はこれですね。
タダで大学に通えるし、ITの知識は身につくし、他のヨーロッパ諸国に行きやすいし、外国人の友人たちとも気軽に会えますし。とにかく、生活自体にそこまで不満がないんですよね😅
・独学では絶対に続かないから
何度も言っているように、大学の授業は勉強のきっかけにはなっているんですよね。
私の性格上、独学だったら絶対に続かないので、そういった意味でも大学に属していた方がいいなと。
・卒業が見えている
実は、早く現場に出たいという理由から、私も休学や大学をやめることを考えたことはあります。
でも、もう既にかなりの単位数を取り終わってしまってるんですよね…
このまま上手くいけば、あと一年半で卒業なので、
もうここまで来たら最後まで終わらせてしまおうという感じです。
過去に戻れたらまたハンガリー留学を選択するか?
奨学金が取れたらやります。
ここまでコスパ良く留学生活できる機会はなかなかないと思いますので。
でも、取れなかった場合は、
↓
スクールに通う
↓
インターンで修行積む
↓
エンジニアとして就職
この計画でいきます。必ずしも上手くいくとは限りませんが、エンジニアになるコスパや時間効率を考えたらこっちの方が良いので。
一番大事なこと
一番大事なのは、「何を目的に留学するか」です。
英語を伸ばすことなのか、外国人の友達をつくることなのか、エンジニアになることなのか。
何の目的も無くなんとなく留学したり、人生の逃げ道として海外の大学に進学するのだけはやめましょう。
それで人生の道に迷って、極度の日本シックや鬱になって退学して帰国する人も少なくありません。
帰国や退学が悪いというわけではなく、限られた人生の時間を適当に浪費しないほうがいいということです。
本当に何でもいいので、留学先での目標は明確にしておきましょう。
まとめ
それでは今回の要点を振り返っていきましょう。
- 総合的に見れば良い留学生活
- コンピューターサイエンスを学ぶ場として最適かどうかは微妙
- 何を目的に留学するのかを明確にする
私としては、自分の留学生活にかなり満足しているのですが、
じゃあ他人にオススメできるか?と言われると「なんとも言えん…😑」ってなりますね。
やっぱり、日本だったらありえないようなこともよく起こりますから。
妥協の姿勢とそれなりの環境適応能力は必要かなと😅
それでは、最後までお読み頂きありがとうございました。
また後ほど😊
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