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【ハンガリー留学】コンピュータサイエンス専攻が過酷すぎた

大学
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Twitter: @ryuka_studyorg

こんにちは、りゅうかです。

専門に関する質問を多数頂いたので、今回はCS専攻の難易度についてお話ししていきます。

分かりやすくするために、専門的な話はほぼ省きました。

また、ELTE大学のCSに関する質問も多く頂いたので、在学生である友人たちの話をもとにELTEの情報も加えておきました。

CS…Computer Science
CSE…Computer Science Engineering

※記事の内容は全て、CS/CSEに関するものです。
他の学部や専門に関する内容は含まれておりません。

ストレート卒業率

私の大学の場合、全体の3割程度です。

ちなみに、CSで断トツで卒業が大変なのはELTE大学です。

生徒100人とすると、3〜4人しかストレートで卒業できないそうです。つまり全体の3-4%ですね😅

また、ハンガリー人の場合、400人入学して卒業時は大体250人にまで減っているとのこと。(在学生より)

どうしてストレート卒業が困難なのか?

理由は大きくわけて2つです。

  1. 内容が難しい
  2. 授業自体が開かれない、受けられない(ELTEの場合)

 

1. 内容が難しい
CSはとにかく内容が難しいです。

特にCSEの場合は、更に深いところまで学ぶので本当に大変です。

何で私CSにしとかなかったんだろうと今でも思います(本音)

何はともあれ、毎日必死に勉強して何とか食らい付いているという感じです。

復習や独学を怠れば、あっという間に授業についていけなくなってテストに落ちて、留年または退学コースですから。。。

特に知識ゼロの状態で入学すると本当についていくのが大変です。

ですから、これからCSに入学予定の方は少しでもプログラミングの知識を身につけておくことをオススメします。(C, Javaなど)

※留学前に必要な勉強に関する記事も投稿予定なので、そちらもチェックしていただけると嬉しいです。
 
 

2. 授業自体が開かれない、受けられない。(ELTEの場合)

【授業が開かれない】
先生が足りないという理由から、授業自体が開かれなくて履修登録できなかったケースがELTEであったそうです。

どうしてそういったことが起こるのか?
英語を話せる先生の人数が限られているのにも関わらず、大学側が自分のキャパ以上の生徒を受け入れてるからです。

【授業が受けられない】
ELTEの場合は生徒数がかなり多いので、

授業制限人数のせいで必修科目が履修登録できなくて留年ってこともあるみたいです。

どうして制限人数を超えた生徒が履修登録をするのか?

その科目を落とした上級生が、再履修するからです。

言い方が悪いですが、”上から降ってくる分+本来の学生分”の合計のキャパがないとのことだそうです。

つまり、ELTEの場合、
”専門の難易度+授業が受けられないケースがある故に、ストレート卒業が困難になっている”
ということです。

私の大学も先生が足りない状況ではあるのですが、MasterやPhdの学生を先生として採用してなんとかカバーしている状況です。

今のところ、自分の大学はそれでなんとかなっていますが、ELTEは人気大学故に生徒数もかなり多いので、それでも賄いきれない部分があるようです。。。(在学生より)

繰り返し言いますが、全てCSの場合の話です。
他の学部や専門に関する内容は含まれていません。

徐々に慣れてくる

1年生のときに、あまりにも内容が難しいかつ分からなすぎて一度本気で専門を変えようとしたことがありました。

それを上級生に相談したら、

「私もそういうときあったよ。でも、多分それはりゅうかがまだこの専門に慣れてないからだと思う。2年の後期には慣れて、それなりに楽しくなってくると思うからあと一年だけ頑張ってみて。」

ってアドバイスされました。

それを聞いて、私も、

『そういうものなのか〜。じゃあ、あと一年だけ頑張ってみようかな…』

ってなって続けてみることにしました。

結果、上級生の言った通りでした。

なんというか、考え方自体に慣れたんですよね。自分に合った勉強法も徐々に分かってきましたし。

あとは、CやJavaといった主要言語に慣れたおかげで、他のプログラミング言語の習得や理解が早まったのもあります。

結果論ではありますが、あのとき諦めなくて良かったです。

1年目が頑張りどき

学年が上がるごとに内容が難しくなっていることに変わりはないんですが、

私が思うに、1年目が頑張りどきかなと。

特に、知識ゼロ状態の人は、そこでかなり忍耐が試されると思うので。(経験者は語る)

難しいからこそ希少性がある

これでもかというくらい何度も「難しい」と書きましたが、

ぶっちゃけ難しくて当たり前なんですよ。

言い方が悪いですが、この専門は「周りが勝手に挫折していく」分野です。

だからこそ希少性が高いわけで。

結局は、忍耐と継続力かなと。

大学でやっている内容

ただ「難しい」だけ言っても、具体的なイメージが湧きにくいと思うので、

実際に授業で使われているプログラミング言語の一部を乗せておきます。

  • C
  • C++
  • Java
  • Python
  • HTML/CSS
  • JavaScript
  • PHP
  • MATLAB
    … etc

 
普通に多いですよね。私も書きながら「え、こんなに習ってたんか…」って思いました😅

プログラミング言語だけでなく、他にも大学数学(線形代数、フーリエ変換、ルンゲ=クッタ法…etc)や、解析学、経済学などの授業も必修科目になっています。

日々継続してやっていれば大丈夫

怯えさせるようなことを色々と書きましたが、ちゃんと日々継続して勉強していけば大丈夫です。

私も最初は、基礎的なことも何も分からなくて、「変数とは…?」ってなってました(苦笑)

それが今では、JavaFXやMySQLを使って、友人とGitを通してアプリ開発するようにまでなりました。

すごいシンプルなやつですけどね😅

それでも、知識ゼロだったときの自分と比べたら結構前に進めたんじゃないかなと思います。

まとめ

それでは、今回の記事の要点をまとめていきましょう。

・ストレート卒業率はかなり低め
・初心者は1年目が頑張りどき
・難しいからこそ希少性が高い
・日々継続してやっていけば大丈夫

 
この記事で、少しでもCS専攻の難易度のイメージが掴めたら幸いです。

今回は、主に難易度にフォーカスしたので、次回以降は具体的な勉強法、もっと深い専門の話もしていきたいなと思っています。(需要があれば😅)

確かに、この分野は生易しい世界ではないです。

ですが、日々ちゃんと継続して勉強していけば大丈夫です。

お互い頑張っていきましょうね!

それでは、また😊

コメント

  1. かしわで より:

    ELTE、今年入学を前にして、顔面蒼白です、、、一体卒業に何年かかるのでしょう、、、

  2. りく より:

    ハンガリーの正規留学に関する貴重な情報発信していただきありがとうございます!
    わたくしもハンガリーに正規留学を考えておりますのですがご質問させていただきたいことがありもしよろしければブログにて書いていただきたいです!
    疑問点としてハンガリーでcs系の学部を卒業した場合他の学部に比べて職やインターンを探しやすいかや卒業後の労働ビザ所得可能なのかなどの情報を教えていただきたいです!

  3. きよ より:

    学部によって違うとはおもいますのですががりゅうかさんの学部の1週間の曜日ごとの講義などの勉強時間や自由時間的なものなどの学生生活の時間割的なものを教えて頂きたいです!

  4. まな より:

    貴重な情報のシェア、ありがとうございます。
    私もハンガリーでCS専攻したいと思っております。りゅうかさんがもらっているという奨学金について、詳しくお聞きしたいです。よろしくお願いします!

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